予防接種

予防接種とは
「ワクチン」を接種する事です

予防接種 国府クリニック予防接種とは、さまざまな病気を予防するため、病気になったときにその重症化を予防するために、ワクチンを打つことを指します。
たとえば、インフルエンザワクチンであれば、インフルエンザの発症と重症化を予防することができます。

「ワクチン」「予防接種」
それぞれの意味

予防接種とワクチン、同じような意味で使われていますが、正確にはどのような違いがあるのでしょうか。
改めて、確認しておきましょう。

ワクチンとは…

病原体(ウイルス・細菌)の感染によって病気になることを予防する、病気になったときにその重症化を予防する(症状を軽いものに抑える)ための薬のことを指します。
毒性を弱めた病原体が含まれているものを「生ワクチン」、無毒化した病原体が含まれているものを「不活化ワクチン」と呼びます。いずれにせよ、病原体に対する免疫をつけるという目的は共通しています。

予防接種とは…

そして、上記でご説明したワクチンを接種することを「予防接種」と呼びます。
予防接種は、予防接種法によって接種が推奨されている「定期接種」と、任意で接種を選択する「任意接種」に分けられます。
定期接種は、国によって接種が推奨されているため、ほとんどが無料で受けられます。麻疹・風疹・結核(BCG)・B型肝炎・HPVなどを予防する予防接種がこちらにあたります。
一方で任意接種については、原則自費となります。そのため、医療機関によって費用に差があります。ただ、お住まいの自治体によっては、補助が受けられることがあります。任意接種には、おたふく風邪やインフルエンザを予防する予防接種が該当します。

インフルエンザワクチン

インフルエンザの発症、発症時の重症化を予防するための、不活化ワクチンです。

インフルエンザワクチンは
流行する前に接種しましょう!

インフルエンザワクチンインフルエンザは、例年であれば11月下旬から流行し始め、翌年1~3月ごろにそのピークを迎えます。
インフルエンザワクチンが接種後約2週間で予防効果が現れ、その後約5カ月間有効であることを考えると、できれば10月下旬に、遅くとも12月初旬には接種を済ませておくことをおすすめします。インフルエンザワクチンは新型コロナワクチンとの接種間隔の規定はありません。
接種回数
年齢 接種回数
13歳未満の方 2回接種
13歳以上の方 1回接種
接種料金

3,800円

※当院は、中学生(12歳以上)から対応しています。

高齢者インフルエンザ予防接種

インフルエンザは年齢に関係なく感染・発症しますが、特にご高齢の方は、重症化のリスク、肺炎を合併するリスクが高くなります。
できる限り、毎年接種されることをおすすめします。

対象者

満65歳以上の方

接種回数

1回

接種料金

800円
※無料対象者確認書類、高齢者インフルエンザ予防接種券をお持ちでしたら、ご持参くださいますようお願いします。
※公費負担の料金は、お住まいの行政ページをご参照ください。

インフルエンザワクチンの
「接種時」・「接種後」の注意点

接種時の注意点

インフルエンザワクチンは、無毒化したウイルスから取り出した、免疫をつくる成分を含んでいます。そのため、接種することでインフルエンザになる、ということはありません。

副反応
  • 接種した部位の赤み、腫れ、痛み(※1)
  • 発熱、頭痛、悪寒、倦怠感(※1)
  • 発疹、蕁麻疹、発赤、かゆみ、呼吸困難などのアナフィラキシー様症状(※2)

※1.いずれも通常、1~3日で治まります。
※2.稀な副反応です。接種後30分以内に起こることが多くなるため、接種後ご帰宅まで、ご帰宅してしばらくは注意してください。症状が現れたときには、すぐに当院にご連絡ください。

接種後の注意点

接種後は、以下の点に注意してください。

  1. 接種後、接種部位をもむ必要はありません。
  2. 接種当日から入浴ができますが、激しい運動は控えてください。翌日から、通常通りの生活を再開できます。
  3. 接種当日から、少量であれば飲酒は構いません。
  4. 接種した部位の赤み、腫れ、痛み、あるいは発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などの副反応は、通常1~3日で治まります。
  5. 発疹、蕁麻疹、発赤、かゆみ、呼吸困難などのアナフィラキシー様症状が現れたときには、すぐに当院にご連絡ください。
  6. そのほか、気になる点がございましたら、いつでも当院にご連絡ください。

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチン肺炎球菌は、肺炎の原因となる菌としてもっともよく見られる細菌です。そして肺炎は、死に至ることのある重大な疾患です。 肺炎球菌ワクチンの接種によって、肺炎の発症、重症化を予防することができます。肺炎球菌ワクチンの効果は、約5年間持続します。 また、インフルエンザワクチンと併せて接種することで、肺炎の予防効果が高まるとされています。

高齢者用肺炎球菌ワクチン

肺炎で亡くなる方の97%が、65歳以上の高齢者です。そのため、65歳の方を対象とした高齢者用肺炎球菌ワクチンが定期接種となっています。
また令和5年度までの経過措置として、70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の誕生日を迎える方も、その年に定期接種として高齢者用肺炎球菌ワクチンを受けられます。

対象者

65歳の方
70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の方(令和5年度までの経過措置)

接種回数

1回

接種料金

4,000円
※生活保護世帯に属する方は無料
※5年ごとに追加接種が必要です。
 初回のみ補助の対象となり上記料金となります。2回目以降は、8,150円です。

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